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【ワンピース熟読レビュー①巻】最弱の海”東の海”に隠された秘密 

娯楽
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『ONE PIECE』(ワンピース)も1997年から連載が始まり、物語はいよいよ終盤に突入してきました。たくさんの謎とその伏線回収はワンピースの魅力の一つですよね。多くのファンがそれぞれの考察を繰り返していますが、私もそんな考察好きなファンの一人。

そこで、今一度1巻から読み返して考察を練り返してみようと思います!
なぜなら、作者である尾田栄一郎先生は連載前から最終回までのストーリーを決めていたそうなんです。ということは、1話からすでに最終回までの伏線回収は始まっていたんです!

知っている方も多いとは思いますが、単行本にはSBSという読者の疑問に先生が答えるというコーナーがあります。そこには重要なヒントが隠されていたり、、、いなかったり。

あと、扉絵には本編では描かれなかったキャラクターのアフターストーリーや、重要な謎も。

今まで幾度も読み返し、すべてのストーリーが頭に入っている私ですが、改めて全ページ、一字一句逃さず熟読してワンピースの謎を解き明かしたいと思います。



以下、ネタバレ含みます!
また、考察はあくまでも私個人の意見であり、作者様の意図とは異なることをご理解下さい。

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第1話 ROMANCE DAWN-冒険の夜明け-

「おれの財宝か?欲しけりゃくれてやるぜ・・・」
「探してみろ この世の全てをそこに置いてきた(ニヤ・・・)」


海賊王ゴールド・ロジャーのこの一言で世が大海賊時代迎えたと始まる1ページ目。

扉絵はルフィと赤髪海賊団が財宝を手にして喜んでいる様子です。しかしなぜかルフィの隣には8話で登場するナミが。
つまり麦わらの一味で最初に登場するルフィの仲間はナミとなります。
これについては様々な考察がありますが、おそらく尾田栄一郎先生がヒロインを書きたかったのでは?というのが濃厚です。

ルフィと赤髪海賊団

ルフィがフーシャ村に停泊している赤髪海賊団の船で根性を見せるシーンから始まります。
ナイフを自分の頬に刺すのですが、この傷はルフィのトレードマークとなっていますね。でもいつまでも消えないこの傷。るろうに剣心を思い出します。

シーンは酒場に移動し、シャンクスが登場。ルフィは海賊の仲間に入れて欲しかったようですが、シャンクスは「カナヅチは海賊にとって致命的だぜ!!」と、拒否。

この時点でルフィはまだ悪魔の実を食べていないので、もともと泳ぎは得意ではないようです。

ここでルフィが
「おれのパンチはピストルのように強いんだ!!!」と、後の必殺技「ゴムゴムのピストル」を示唆します。

盛り上がる赤髪海賊団の中にはウソップの父ヤソップもいます。

ここで酒場の店主マキノに何か食べるかと聞かれて、ルフィは「宝払い」で食べると答えます。麦わらの一味と言えば、戦いの後の宴会がお決まりですが、おそらく最後はフーシャ村に戻り、マキノの店で大宴会するのでしょう。宝払いで。

シャンクスの旅の目的

シャンクス達はフーシャ村を拠点に1年以上経つので、あと2、3回航海したら村を離れてずっと北へ向かうようです。

ちなみにこの時点で、シャンクスは世界政府の船から「ゴムゴムの実」を奪っています。
ゴムゴムの実が世界政府にとって重要な何かであることは本編で明かされました。
それを奪い、さらにその後は北へ向かう。何か大きな目的があるとしか考えられません。

フーシャ村はドーン島のゴア王国に統治されています。その北というとゾロと出会うシェルズタウンという町。この町はモーガン大佐率いる海軍第153支部があります。でも「ずっと北」というほど遠くもないので、シャンクスの目的地ではないでしょう。

公式の地図には何も書かれていませんので町や島ではない?
私の考察は、空白の100年に存在した「ある巨大な王国」があるのでは?です!
その王国の人々の「思想」「存在」は世界政府にとって脅威とし、地図から姿を消されてしまいました。

シャンクスはこの王国、もしくはそこに関する何かを探している?

1話のタイトル「夜明け」

ここでキーワードとなるのが1話のタイトル「ROMANCE DAWN-冒険の夜明け-」です。「DAWN(ドーン)」は「夜明け」という意味があります。
ワノ国編でトキが燃え盛るおでん城の前で言った言葉を覚えていますか?

月は夜明けを知らぬ君
叶わばその一念は
二十年(はたとせ)を編む月夜に九つの影を落とし
まばゆき夜明けを知る君と成る

トキは「トキトキの実」という悪魔の実の能力者で正式名称は「天月トキ」。ワノ国の名家の名前です。過去から時間移動しておでんと出会いました。そして生まれたのは800年いくらい前、つまり空白の100年の時代に生まれています。そして、おそらく巨大な王国の国民

トキトキの実は場所の移動を出来ません。そのため時間移動したものの、そこに王国はなく、王国とつながりのあるワノ国を目指し旅をしていたんじゃないでしょうか。

空白の100年を知るトキが残した「夜明け」という言葉。そしてタイトルの「夜明け」何かつながりがある気がします。

シモツキ村のじじー

もう一つ注目すべきなのがイーストブルー(東の海)にあるゾロの故郷のシモツキ村。こちらも本編で明かされていますが、シモツキ村はワノ国の刀鍛冶「霜月コウ三郎」が作った村です。コウ三郎はワノ国を違法出国し、イーストブルーにたどり着き村を作りました。

これも私の考察ですが、コウ三郎には鎖国中のワノ国から違法出国するほどの重要な目的があり、それは巨大な王国に関わること。そのため巨大な王国を目指したが、もちろんその姿はない。そのため一緒に出国した人々と村を作った

ちなみに、96巻のSBSのコーナーでコウ三郎の説明があります。それによると、ワノ国を出てから侍達と大冒険しつつ「イーストブルーのとある土地」に上陸。山賊から人々を救い、村人に剣を教えてたら恋をしたので居着いたらしいです。

しかしなぜイーストブルーにたどり着いたのか。やはり、東の海には何かあるとしか・・・

最弱の海「イーストブルー(東の海)」

ワンピースの世界で最弱と言われるイーストブルー。これにも意味があるような気がします。

もともと「巨大な王国」があったイーストブルーは、その圧倒的な力の恩恵で平和な場所だったのではないでしょうか。その力とは、古代兵器「プルトン・ウラヌス・ポセイドン」
現時点で判明しているのは、プルトン(戦艦 ワノ国)・ポセイドン(人魚姫 魚人島)の二つ。
そしてウラヌスは、空に関するもので、イーストブルーにある!というのが私の考察です。
プルトンが陸、ポセイドンが海に関していますからね。

そのためイーストブルーは外部からの侵略もなく、人々は戦いと無縁な生活を送っていたため最弱と言われたのではと思います。

もしコウ三郎がワノ国から王国を目指してイーストブルーにたどり着いたとすると、距離的にはそんなに離れていない。そうなると、トキが時間移動で東の海に飛んできて、ワノ国を目指すというのも無理な話ではありません。

やはり巨大な王国はイーストブルーにあり、シャンクスはそこに関わる何かを探していたんじゃないでしょうか。そしてそれには「ゴムゴムの実」が必要だった

シモツキ村がゴア王国の近くの島ということからも、ドーン島の近くには何かあり、シャンクスはフーシャ村を拠点にしたのでしょう。

ルフィ、ゴム人間になる

赤髪海賊団が酒場で楽しんでるところに山賊棟梁ヒグマとその一味がやってきます。ルフィがゴムゴムの実を食べたのはその時でした。

悪魔の実を食べると一生泳げなくなると知ったルフィ。最初はショックを受けますが、「一生船から落ちない海賊になる」と開き直ってゴム人間を楽しんでいます。

しかし、シャンクス達の航海中にヒグマ達が再び酒場にやってきます。シャンクを馬鹿にするヒグマにルフィは我慢の限界。ヒグマに食って掛かるがまるで勝ち目がありません。

村長も助けに入りますが、ルフィの「山ざる」発言にキレたヒグマは剣を振りかざします。絶体絶命!というところに赤髪海賊団登場!一瞬でヒグマの仲間を倒しますが、ヒグマはルフィを連れて海に逃亡してしまいます。

シャンクスという男

ヒグマによって海に捨てられたルフィですが、悪魔の実のせいで溺れてしまいます。ヒグマは近海の主に丸飲みにされ、近海の主の標的は溺れるルフィに。
助けを求めるルフィの前に現れたのはシャンクス!
近海の主を一睨み(覇気)で追い払いますが左腕を失ってしまいました

責任を感じて泣きじゃくるルフィに
安いもんだ、腕の一本くらい。無事でよかった」と告げるシャンクス。


この一件でルフィは、海の過酷さ・己の非力さ・シャンクスという男の偉大さを知ります。

その後、赤髪海賊団はフーシャ村を離れることに。拠点を変えるということは、ここには用がなくなったということ。
おそらく、ルフィがゴムゴムの実を食べたことで何か不都合が起きたのでは?

前述で巨大な王国がイーストブルーにあって、シャンクスはそれに関わる何かをしていると考察しました。それにゴムゴムの実が必要だった。もしくは、古代兵器ウラヌスにゴムゴムの実が関係している。
何にせよ、シャンクスの行動は歴史に関わることで間違いなさそう・・・。

麦わらのルフィ

シャンクスに海賊にはなれないとからかわれたルフィ。

おれはいつかこの一味ににも負けない仲間を集めて!!世界一の財宝を見つけて!!!海賊王になってやる!!!

シャンクスは、自分達を超えると言い切ったルフィに自身の麦わら帽子をかぶせてあげます。
おれの大切な帽子だ。いつかきっと返しに来い。立派な海賊になってな
1話の名シーンですね。

この麦わら帽子はシャンクスがロジャーの海賊船に乗っていた頃から被っていました
重要な意味があるのは明らかですが、重要過ぎてまだ明かされていません。

そして出航する赤髪海賊団。ちなみにこのシーンで赤髪海賊団の帆をはるコマがあるのですが、海賊旗にシャンクスのトレードマークである顔の3本線が描かれていません。
これは、尾田栄一郎先生曰く「描き忘れ」だそうです。気にしなくて大丈夫!

10年後。ルフィは鍛えたゴムゴムのピストルで近海の主をぶっ飛ばしフーシャ村を出航します。
目標は仲間10人と海賊旗。現時点で9人。あと1人は誰なのか気になるところです。

「海賊王に おれはなる!!!!」

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第2話 その男 麦わらのルフィ

さっそく遭難し、大渦にのまれるルフィ。
扉絵ではすでに海賊旗が完成してます。

アルビダのパシリ「コビー」登場

「海の知識がある」という理由でアルビダに殺されずに雑用係をしているコビー。
逃げ出すために2年かけて小舟を作るも、そんな勇気も根性もない。ルフィにも嫌われます。
「海賊王になる」と堂々と言い切るルフィにも「無理無理!!」と否定的。
それでも「おれがなるって決めたんだから、その為に戦って死ぬなら別にいい」というルフィの覚悟に触発され、「海軍になる」という子供の頃からの夢を決意するのでした。

今では海軍大佐にまで昇格したコビー。ルフィに出会ってなければ未だにアルビダの雑用係だったかもしれませんね。

ちなみにこの時初めて「ワンピース(ひとつなぎの大秘宝)」という言葉が登場します。
ワンピースとは何なのか?宝なのか、はたまた・・・。このワンピース最大の謎ですが、それはまた後程考察します。

アルビダ撃破

さて、コビーの決意を聞いたアルビダはコビーは裏切り者だと金棒で攻撃してきます。恐怖で決意が揺らぐコビーでしたが、ルフィの覚悟を思い出し、「一番イカついクソばばあですっ!!!!」と初めてアルビダにたてつきます。

その言葉を聞いたルフィはアルビダを迎え撃ちます。金棒はゴム人間になったルフィには効かず、ゴムゴムのピストルで撃破。

「コビーに一隻小舟をやれ!こいつは海軍に入るんだ!!黙って行かせろ」と、コビーと一緒に海へ出ます。

仲間探しへ

ワンピースを目指すために「偉大なる航路(グランドライン)」に入るということもここで明かされます。
海に無知なルフィも知っていたのでこの世界では常識なのでしょう。

ルフィはその前に強い仲間が必要だから、コビーが向かう海軍基地に捕まっている「ロロノア・ゾロ」がいい奴だったら仲間にすると話します。

この時点でゾロは「海賊狩りのゾロ」と呼ばれ、海賊を倒して賞金稼ぎをしているという悪名が広がっていました。しかしこれは「鷹の目(ミホーク)を探して海に出たが、迷子になって自分の村に帰れなくなった。しょうがないからその辺の海賊船を襲って生活費を稼いでいた」ということみたいです。
方向音痴キャラの誕生です。

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第3話 海賊狩りのゾロ 登場

コビーがゾロを仲間にするのはやめた方がいいとルフィを説得しているところから始まります。
海軍基地のある町に到着しますが、この町はモーガン大佐による恐怖支配がしかれています。そのため「モーガン大佐」「ゾロ」は町では禁句。

ゾロの約束

基地に縛り付けられているゾロ。「縄をほどけば賞金首をくれてやる。約束は守る」とルフィとコビーに提案します。
様子をみる中、女の子がゾロのところに近寄っておにぎりを差し入れしようとします。この子は「リカ」という町の女の子なのですが、後々扉絵に登場します
おにぎりを拒否するゾロですが、これはゾロに肩入れすると同罪で処刑されるため。優しさです。

ここでモーガン大佐の息子「ヘルメッポ」登場。リカのおにぎりを地面に叩きつけ踏みつけるクズっぷり。後にコビーと供に海軍になります

ゾロは、一か月生き延びたら解放するというヘルメッポとの約束して信じているようですが、もちろんヘルメッポのウソ。

ゾロは「約束」という言葉を大事にしています。それは幼馴染のくいなと交わした約束が関係しているんじゃないでしょうか。

でもくいなが亡くなり、約束を果たすには自分が世界一の剣豪になる他なくなった。ゾロにとって「約束」は特別な意味があるのです。

仲間になった後もゾロと「約束」がセットで出てくるシーンが度々あります。方向音痴で約束を守る男、それがゾロです。

ゾロは「いい奴」

悪名のあるゾロを仲間にするか決めかねているルフィ。
でも海賊って普通悪い奴を仲間にするもんだと思うのですが、ルフィは違いますよね。

ドロドロになったおにぎりを食べ「うまかった ごちそうさまでした」とリカに伝えてほしいとルフィに頼むゾロ。この姿を見てゾロに対するルフィの見方が変わります。

町に戻ったルフィはそのことをリカに伝え、なぜゾロがあんな目に合っているのか知ります。それは、ヘルメッポの飼っている狼に襲われているリカを助けるため、狼を切ったからでした。

ヘルメッポは父親の名前を使ってやりたい放題。逆らえばすぐ処刑で、町の人々も迷惑しているようです。

宣戦布告

リカからゾロは悪い人じゃないと聞くルフィ。そんな中ヘルメッポが偉そうに登場。
3日後にはゾロを公開処刑する」と言いながら町を練り歩きます。

「一か月の約束はどうしたんだ」と聞くルフィに「そんな約束ギャグに決まってんだろっ!」とあざ笑うヘルメッポ。

ルフィはヘルメッポをぶん殴ります。約束を信じて耐えているゾロを馬鹿にしたからでしょう。しかもゴムゴムのピストルではなく、シンプルに殴りました。ヘルメッポ相手じゃ必殺技を出す必要もありませんよね。

そしてゾロを仲間にすると決意するのでした。

第4話 海軍大佐 斧手のモーガン

モーガンの権力に対する執着

ルフィに殴り飛ばされたヘルメッポは、父のモーガンにルフィに仕返しして欲しいと頼みに行きます。しかし「何でおれが貴様のケンカの尻ぬぐいをしなきゃならねえんだ」と却下。

「てめエが偉いんじゃねえ!!偉いのはてめえの親父!!つまりおれだ
モーガンにとっては称号こそが全て。基地の最高権力である自分に逆らう者は全員反逆者。そのため磔場に侵入した幼いリカを殺してこいと部下に指示し、基地の頂点に権力の象徴である自身の像を建てようとします。

モーガンと言えば、クロネコ海賊団のクロに敗北した過去があるのは有名です。その際ジャンゴの催眠にかかり「クロを捕まえた」という偽の功績で大佐に上り詰めます。

そして出身地であるシェルズタウンの海軍基地を率いることになり今の恐怖支配が始まります。もともとは海軍であるということに誇りをもっていたモーガン。大佐と言う権力を手に入れたことで性格に変化が起きたのでしょうか。

ご・・・ごめんなさい

一方ルフィは、ゾロを仲間にしようと再び基地へ。しかしゾロは海賊になるつもりはないようです。
諦めの悪いルフィは、ヘルメッポに奪われたゾロの刀を取り返すことを条件に仲間になるように持ち掛けます。ゾロは納得していませんが単身基地に侵入しようとするルフィ。

しかし基地内には人影がない。刀を探すために人に聞こうと、声のする基地の頂上へゴムゴムのロケットでひとっ飛び。ところが目測を誤り、モーガンの像を破壊してしまいます。
長年かけて完成させた念願のモーガン像・・・

「ご・・・ごめんなさい」

ルフィは謝るけど、もちろん許してもらえずモーガンの標的に。
ヘルメッポを見つけたルフィは刀を探すためヘルメッポを連れ出して基地内に入ります。

磔場ではコビーがゾロを逃がすため縄を解こうとしますが、モーガンに見つかり打たれてしまいます。

第5話 海賊王と大剣豪

ヘルメッポを引きずりながら刀を捜索中のルフィ。
やっと見つけましたが、磔場でコビーが海兵に囲まれていることに気付きます。

コビーから、ヘルメッポとの約束は嘘で3日後に処刑されると知らされるゾロ。だからルフィはヘルメッポを殴ったんだと聞き、ゾロのなかで感情の変化が起きます。

そこにモーガンが現れゾロは銃を構えた海兵に囲まれます。

「こんな所で死ぬ訳にはいかねエんだ・・・おれにはやらなきゃいけねエことがあるんだ」

くいなとの約束

ゾロの回想シーン。
くいなはゾロの幼馴染で、道場主の霜月コウ四郎の娘です。つまりワノ国の血が流れている。剣術は道場一だが、女であるから世界一強くはなれないと悩んでいます。
そんなくいなにゾロは「いつか必ずおれかお前が世界一の剣豪になるんだ!!どっちがなれるか競争するんだ!!!」と、約束します。

しかしくいなは階段で転んで亡くなります。ゾロはくいなの刀を譲り受け「天国まで名前が届くように世界一強い大剣豪になる」と誓うのでした。

くいなが階段で転んで亡くなる?違和感を感じた方も多いと思います。亡くなったくいなの顔には布が被せられており、周りはスーツを着た大人が囲んでいます。くいなではない?
コウ四郎も娘が亡くなったのに悲しんでいる様子がありません。

くいなの母親が登場していないことから、くいなはコウ四郎の実の娘ではなく実母の連れ子。母親が世界のタブーにふれた、もしくは革命軍という可能性も。
世界政府から身を隠すために娘のくいなをコウ四郎に預けたが、居場所を嗅ぎつけられそうになったため、死亡したことにして別の場所に隠した。というのが私の予想です。ロビンと似た境遇ですね。

無理があるなーとは自覚しています。

ゾロ、海賊になる

処刑寸前のゾロの前にルフィが立ち塞がり、銃弾を跳ね返します。ゴムなので銃は効きません。でもビックリするから嫌いだと後に話しています。

コビーは泡吹いて失神。
「何者なんだ!!!」と驚くゾロに「おれは海賊王になる男だ!!!」と言い切るルフィ。

ルフィという男に何かを感じ、ゾロは海賊になることを決意します。

第6話 1人目

刀を受け取ったゾロは自ら縄を解き、襲い掛かる海軍を一蹴。
そして「世界一の剣豪」という野望のため、もしルフィが「海賊王」という野望を断念することがあったら、その時は腹を切って詫びろと言います。

「いいねえ世界一の剣豪!!海賊王の仲間なら、それくらいなって貰わないとおれが困る!!!」

そしてゴムゴムの鞭で海軍を倒していくルフィ。モーガン相手でも負けていません。

ヘルメッポがコビーを人質にしますが、お構いなしにルフィとゾロのコンビネーションでモーガンを倒します。

「ナイス、ゾロ」
「お安い御用だ、船長(キャプテン)」


ゾロが正式に仲間になりました。

〇人目

ワンピースでは正式に仲間になった時に”〇人目”というタイトルがつきます
現時点で〇人目のタイトルがついていないのは「チョッパー」「ロビン」「ジンベエ」の3人。

これについては尾田先生も明確にはしていません。
ナミが2人目ではなく4人目だったように、メンバーには明かされていない設定があり、それが解明してから正式な仲間になる。そして”〇人目”とタイトルがつく。というのが多くの方の考察なのですが、そうなるとまだタイトルがついていない3人はどうなのか?

ジンベエは新参者ですが、チョッパーは仲間になって長いですし、ロビンは十分な設定と内容だったと思います。

考えられるのは、ワンピースにたどり着く前に麦わらの一味を抜けるということ。
この3人は自分の役目に対しての思いが強いように感じます。チョッパーは医学の研究、ロビンは歴史、ジンベエはレヴェリーでの魚人島問題。
海賊を続けることが夢や使命の足かせになる。そのため一味から抜けるよう、ルフィから命令されるのではないでしょうか。

第7話 友達

モーガンの支配から解放され、町の人達だけでなく海兵達も大喜びです。
ルフィ達はリカの家でおもてなしをうけ、今後の予定を話し合います。ルフィとゾロは偉大なる航路(グランドライン)へ。コビーは海軍に。
コビーとは別の道へ進み、敵同士になるけど、これからも友達だと約束するルフィ。

そこに海軍がやってきて、海賊である以上、町での滞在は見逃すことは出来ないと言います。そこでコビーも仲間だと疑われますが、ルフィがわざとコビーにケンカをけしかけることで疑いは晴れ、コビーは海軍に入隊することが出来ました。

そしてルフィとゾロは出航。改めてお礼を告げるコビーの後ろで海兵達が規律違反の敬礼をします。友達ということもバレバレです。
今後コビーは立派な海兵になるわけですが、その下積みの様子は扉絵で描かれます。

第8話 ナミ登場

海の知識が皆無のルフィ、そして方向音痴のゾロ。さっそく漂流中です。
そして航海士が必要だと気付きます。コックと音楽家も仲間にしたいルフィ。今後仲間になりますね。

鳥にさらわれたルフィを追うゾロはナミに騙されて遭難しているバギー一味に襲われます。ゾロの相手ではないので秒で言いなりに。ゾロは海を知り尽くすナミに航海士になってくれないかと興味を持ちます。

バギー一味が襲撃中の町では、バギーからグランドラインの海図を奪ったナミが逃走中。そこに砲撃されたルフィが落ちてきます。ナミはルフィを「親分」とすることでその場から逃走。
バギー一味はそれを真に受けルフィを攻撃しますが、シャンクスの麦わら帽子に手を出されたことに怒ったルフィにあっけなく倒される。

それを見ていたナミは「手を組もう」とルフィを誘います。

①巻の考察まとめ

イーストブルーには「巨大な王国」があったのでは?というワンピース最大の謎につっこんでみました。シャンクスの行動が大きなカギになっているのは周知の事実ですが、1話目からその伏線がしかれていたというのが私の見解です。

そもそも東の海は最弱と言われるわりに、ロジャー・ガープ・ドラゴン・サボ・ルフィ・ゾロなど数多くの大物が誕生しています。
さらにエース・シャンクス・ミホークは東の海に滞在しています。これは何かある!

くいなの死に関しては少々無理があるかもしれませんが、ワノ国に関することなので歴史に関わる何かがあると思います。
たしぎは記憶を失ったくいなだった、母親がワノ国にいてくいなもワノ国に行った、世界政府の指示でミホークに暗殺された・・・。
なども考えました。
ミホーク説だと残酷ですが、のちにそれを知ったゾロと対決となると面白くなりそうです。

今後の展開に期待します!


おしまい

>>【ワンピース熟読レビュー②巻】ペットフード屋のシュシュに涙 (tarocoma.com)